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普天間移設 日米合意「重要な一歩」ルース大使(毎日新聞)

 ルース駐日米大使は1日、東京都内の米大使館で毎日新聞など日本人記者団と会見した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の日米合意について「米軍による沖縄の負担を軽減する重要な一歩だ」と強調。合意に基づき8月末までに具体的な滑走路の建設位置や工法を決定するため地元の説得に協力する考えを表明した。

 先月28日の日米共同声明では移設先を「キャンプ・シュワブ辺野古崎」(同県名護市辺野古)周辺としている。ルース大使は「日米両政府は普天間飛行場を一日も早く閉鎖し、移設することを確認している」と述べた。

 日米合意に至るまで鳩山政権が迷走したことに関しては「首相は政治的には困難だが、重要な決断をした」と指摘。選挙を経て政策見直し作業を経験したオバマ米政権の例も引用し、「新政権が発足した後のプロセスには忍耐がいる」と理解を示した。ルース氏は普天間問題で米政府側の「窓口」として岡田克也外相らと交渉した。

 ルース氏は「同盟を強化し、長期的に米軍の存在を維持させる」ための協力が重要と指摘。交渉の過程では沖縄海兵隊の抑止力について「全体的な米軍の存在と役割について多くの議論をした」と明らかにした。

 一方、日米合意に対し沖縄側が反発していることについて「沖縄の負担軽減」の重要性を強調。環境や教育、科学技術分野での協力を深めると同時に、大使自身も合意履行に向け「協力を惜しまない」と述べた。【及川正也】

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